Diary


2012-05-13(日) [長年日記]

_ [2387cc][parts]ピストン追い込みとデッキハイト

AA 94mm加工後 GWの作業を備忘録として書いとく.
AAピストン.
トップ1.2mmカットで約20gの軽量化.
さらに重量合わせで362gとなりました.
2006.12.232009.05.05にとったデータをひっくるめると以下の通り.

Mahle 90.5B 322g
Mahle 94B 392g
Mahle 94B 1.25mmカット 367g
AA 94mm 鍛造 386g
AA 94mm 鍛造 1.2mmカット 362g

コストパフォーマンスを考えるとMahleかな~り優秀だと思います.
トップカット量の差はありますがたった5gです.これくらいなら十分逆転可能な範囲ですね.
リングは同じですが,ピストンピン込みの比較は2week後に.

デッキハイト測定 デッキハイト測定.
ピストン入れ替えながら0.05mm~0.10mmになりました.
シリンダは換えません.3番にヤバそうな縦キズが入っていますが,前回もそうだったんで問題出たら考えます...
そうでなくてもAAにしたらスカート部分でほんのちょっと引っかかりがあるようなので もうちょい悩んでみます.MahleとAAのシリンダ,ほんのちょっとだけクリアランス違うかも.
と言う訳で仮組み状態で,計測がしばらく続きます.
short block閉じちゃったの失敗だったかも...(笑)


2012-05-19(土) [長年日記]

_ [2387cc]ピストン/バルブクリアランス

カム変えたので軽くバルタイを確認,調整用のワッシャを決めて ピストン/バルブクリアランスの測定を.
やることは2006.02.05のエントリと一緒です.
6年ぶりか...

まずはシリンダスペーサーに2.5mmを追加して...全く問題ないことを確認. この時で5mmくらい.

ピストン/バルブクリアランスの確認 その1 で,粘土の量を適量にして,ロングブロックにして,バルブクリアランス0で クランク クルクル回して...

ピストン/バルブクリアランスの確認 その2 ピストン/バルブクリアランスの確認 その3
一番薄いところをノギスで計測.
誤差バリバリですが,こんな感じでした.

1 In2.6mm 1 Ex3.0mm
2 In2.5mm 2 Ex3.2mm
3 In2.5mm 3 Ex3.4mm
4 In2.3mm 4 Ex3.2mm

リセス切んなくていいかっなぁ.
いっそのこと,ぶつかるくらいなら思いっきり切れるのですがね.
2006.03.19のエントリには「3mmを限度と考えると...」 って書いてあるけど,今回から2mmを限度と考えることにします(笑)
本当はリセス切った上で1mmちょい位に追い込んでみたいんですけど, なかなかうまくいきませんね.
まだまだ仮組み,計測,バラシが続きます.


2012-05-20(日) [長年日記]

_ [2387cc]ロッカージオメトリとリフト量の計測

ロッカージオメトリ,リフト量計測中 昨日のエントリの続き.
ピストン/バルブクリアランスのチェックと並行してロッカージオメトリ も確認しておきます.
適当なスプリングが無いのでインナースプリングでやっつけてます.
これならクルクル回せます.最大リフト時にインナースプリングに余裕があるか確認しておきます.

0リフト時 中間リフト時 最大リフト時
左から圧縮上死点,中間リフト,最大リフト.
ロッカースペーサーなしでいけそうな感じっすかね~.
ちなみにリフト量は15mm前後でした.
カム単独でも計っておこうと思います.