Diary


2006-03-19(日) [長年日記]

_ [type2][2276cc] デッキハイトの調整とピストン/バルブクリアランスの測定 その2

2006.02.04 に1気筒だけ測定したデッキハイト,ピストン/バルブクリアランスだけど全気筒測定.
本当は腰上も少し変えようと考えていたので,その変更に合わせて計測,調整するつもりだったんだけど, 今回はほとんど変えないことにしちゃったわけ.ネタは来年度versionに持ち越し, ってまだバラすのかよって思えなくも無いけど(^^;

画像の説明

で,2006.02.04と同様にデッキハイト測定ツール で固定し,ダイヤルゲージ使って上死点を出してシクネスゲージを使って測定. 上死点出しは目分量でやると0.1mmとか簡単にずれちゃうからダイヤルゲージ使うべきだと思います.
シリンダスペーサーはScatの2.5mmを使用.これ,誤差がほとんどなくて優秀ですね. それでもできるだけ各シリンダのデッキハイトが同じになるように入れ替えながら 計測の結果は以下の通り

1番0.15
2番0.15
3番0.11〜0.12
4番0.12〜0.13

ほとんど誤差かなってレベルだとは思うのですが,1,2番側に比べ3,4番側のケースが0.05mmほど低いか クランクラインがずれているような感じがします(^^;

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今回もシリンダとヘッドの間に1mm厚のカッパーガスケットを使用します.
CB Performance の parts#1389 ですが,これも誤差がほとんどなくていいですね.計測の結果は1.07mm〜1.08mm.

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ヘッドにカッパーガスケットをセットしたら,ネンドをピストンの上に盛って,シリンダ, プッシュロッド,ロッカーを仮組します. 前回,ピストン/バルブクリアランスを計測し数値は得ていますので,今回はいきなり バルブクリアランス0で計測しました.
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クランクを2回転以上させた後にヘッドをはぐとこんな感じです. ネンド多かったです(^^;
計測はネンドを写真左のように切り取ってノギスではかるのが良いと思います. ですが,この写真だとちょっと切りすぎですな(-_-;
計測の結果は IN 3mm, OUT 4mm ってところです.
3mmを限度値として決めると,フライカット等の仕様変更により何ミリ リセスを切るか決まりますね.