Diary


2020-01-02(木) [長年日記]

_ [TM]ミッションを組む2020

前のエントリの冬休みの工作に続いて冬休みの宿題を開始.

インプットシャフト側から.
部品がそろっていることを確認して...

バンバン組みます.
危ないので慎重になのですが,プレス作業好きです.
もうちょっとブロックや当てものがあるとよいのですが,ありものでどうにかするのもなかなかオツです.

で,インプットシャフト側の組付け完了.
やっと慣れたような気がします.
5年前は何もわからずに組んで,バラシてを繰り返していたもんなぁ(遠い目)

4速のスラストワッシャー.
溝は浅いけど中心まで溝を掘ってあるタイプと,溝が深いけど真ん中くらいまでしか溝掘ってないタイプがあるようです.
今回はニードルベアリングの内側にもオイルを供給したいよなぁってことで左の中心まで溝を掘ってあるタイプを使用することにしました.
正解は不明なんですけどね(笑)

ここまで計測したのはギアとシンクロの隙間だけ.
1.0mm~1.9mmが規定値で,今回は1.3から1.6ってところな.
シンクロくらい変えろよって言われそうですが,問題なさそうなんでこのまま組みます.
ちなみにピニオンシャフト側も同じです.

続けてピニオンシャフト側のパーツ一式.
4.125なんですが 2017にベアリングぶっ壊したヤツです.
ピニオンベアリング高いんで,ラストハイランドでぶっ壊したミッションから移植しました.ミッションなめんなよって言われそうですね(笑)

1速ギアのガタを測定.
シムつかって0.1mm~0.25mmに調整するんですが,手持ちのシムではイマイチ広い.

原因は1速ギアかな.
あたり面の角が荒れているのがわかるかなぁ.ピニオンベアリング破壊したときに無理な力がかかったのかと.
ヤバそうなので手持ちの1速ギアと交換することにしました.

ピニオンギア側の測定箇所はもう一個あります.
3速ギアとサークリップの隙間.
規定値0.1mm~0.25mmに入るようにサークリップの厚さで調整します.
とは言ってもサークリップ自体が流通していないので祈る気持ちで再利用です.
祈ってだめなら見て見ぬフリなのですが測定結果は0.14mmでセーフ.
2020年始まったばっかりですが早くも運を使っちゃったようです.

再びプレス.
スペーサースプリング,4速ギア入れてプレスで縮めます.
で,ベアリングレースをヒートガンで温めてはめてからサークリップで固定.
ここも新品のサークリップに交換したいところですが,やっぱり流通していないので再利用...

で,ピニオンシャフト側も完成.
珍しくサクサク進んでます.
ま,何度もやってるし,これからまたバラすかもだし,期待しないようにしておこう.

ギアキャリアにプレスで押し込み.
インプットシャフト側に変形ワッシャ入れてサークリップをはめ,再度プレス.
ここのサークリップも当然再利用です.
ウォーターポンププライで締め上げて今日は終了.
今年は暖冬のようですが...物置寒いです.