Diary
2019-12-30(月) [長年日記]
_ [tools][TM]トランスミッション治具の作成
高くて買えないSSTの一つ.
いつも借りてばっかりで申し訳ないので作成することに.冬休みの工作です.
ベースとなるケース.
ラストハイランドでぶっ壊したミッションのもので,2年前に修理して載せたんだが3速抜けで何度も何度も何度も積み降しした時のケースです.
イッパイ失敗したけど,イッパイ経験させてもらったなぁ.
3速抜けはケースの問題だったんだけど,余生は治具として活躍してもらうことに.
高価なRhino caseは4ボルトでピニオンギアを固定しますが,うちのは専ら高年式のでっかいピニオンリテーナーナットでとめるタイプです.
いつもストーブで温めてから合体していますが治具では不要なんでサクッと入るように穴を広げます.
以前にぶっ壊したピニオンベアリングのカラーで確認しながら少しずつ削ります.
今回組むピニオンシャフトがスコーンと入ることを確認して穴広げは完了と.
セーバーソーで4枚におろしました.
置き場に困らなければ原型を留める3枚おろしでもよいですけど,うちの場合は躊躇なく行きました.
地べただと不安定なのでエンジンスタンドに固定して解体すると安全です.
最後に不要なスタッドボルトを抜いて完成.
純正のバックギアのシャフトやインプットシャフトのローラーベアリング付き.
精度抜群のはずです.
あと何回活躍するんだろうってのは考えない(笑)