Diary
2018-04-22(日) [長年日記]
_ [TM]またTMを組んだ
まだ壊れていないし,予備も04/08に組み上げたので物置の掃除から.
久々にスッキリ...
もつかの間で再びミッションwww
愛媛の村上さんから頂いた物を形にしておこうかと.
デフはバラして計測済.
で,ギアキャリア分離前にピニオンシャフトの突出し量を備忘録として計測しておきます.
大体こんなもんですかねーでサックリ分離.
治具にセットしてバラす前にシフトフォークの確認を.
各ギアに入れつつシンクロハブの遊びを見ておきます.
メインシャフトとピニオンシャフトをギアキャリアから摘出する前にやっておくことは二つ.
- シフトフォークのボルトを外す(1st/2nd用と3rd/4th用の2本}}
- メインシャフトのサークリップを外す
プレスにセットしてメインシャフトを抜きます.
ピニオンシャフトは一緒に抜けます.
落っことさないように注意しながら慎重に.
抜けました.
3rd, 4thは歯数の多い高年式用ですね.
換えちゃうんですけど.
ピニオンシャフトのサークリップ外すしてバラします.
4thは1.04,3rdは1.48に交換します.
クロスギアなんで直径が大きくなるんですね,参考値として計測しておきます.
で,プレス使って組みます.
書くと簡単ですが最初どうやって組みか結構悩みました.
すぐ忘れるしw
続けてメインシャフト側を.
4thは何もしなくても外れます.
左が今回バラしているもので,ローラーベアリングがサビ汁で赤くなってます.
4thギアのハブとベアリングのレースが錆びてしまっていたんですね.
シンクロハブとスライダーにマーキングしてプレスで4thベアリングのレースとシンクロハブを抜きます.
サビのせいかちょっとビクビクしながら慎重に...
一度バラすとずいぶんと楽になるのですが,今回のような状態だとなかなか大変だったりします.
シンクロハブを抜くとメインシャフト側は完全にバラバラになります.
上が元々の3rd, 4thギアで下が交換するクロスギア.
ハブ溶接済です.
ギアとベアリング以外はそのまま組みます.
ダメだったら交換するスタンスはいつも通り.だいたい後で泣くんですけどねw
ピニオンシャフト側の4thギアの直径が大きくなるので,ギアキャリアを削ります.
青く塗った3か所をリューターで.
マグなんであっさり削れます.
ベアリングセットして,ピニオンシャフト突っ込んでクリアランスを確認してみたところ余裕ですね.
というか削り過ぎw
組み上げたメインシャフトとピニオンシャフトをマスキングテープでとめておいて...
プレス使って組みます.
メインシャフトを目いっぱい圧入してから,
ワッシャーとサークリップを軽くセットして,
ソケットを当てて押し込みます.
最後にウォーターポンププライヤでサークリップを締め上げておきます.
治具にセットしてシフトフォークの調整.
ピニオンシャフトの突出しを合わせておいて,各ギアに入れてスライダーの遊びが同じ位に合わせます.
と,書くと簡単なんですが何度もガチャガチャやりながら調整してます.
最後にシフトフォークのボルトの締め上げを忘れずに.2.5kg/mで締めてます.
ストーブ出してきてミッションケースを温めて...
合体.
バックギアに入れた状態でやるとギアを落とさなくていいかも.
ある程度ハマったところでデフ側からバックギアシャフトを回すとスプラインがあったところでストンをいくようです.
まぁ,失敗しても焦らず何度かトライしているうちにうまくいきます.
続けてリングギアを温めてデフと合体させます.
この辺からのことは04/08の日記に書いてあるのでサックリ飛ばしつつ...
バックラッシュ調整して歯当たりの確認.
歯当たりはバラす前に確認しているんで大丈夫なんですが,バックラッシュはサイドカバーとデフを変更しているのでシムをかえることすること3回で.
右側のサイドカバーもシムを何度か換えつつ...
と書くと簡単なんですが,その都度 デフ外してサイドカバー,ベアリングを外してシム換えて...を繰り返すわけで手首が痛くなりますね.
ノーマルデフだと軽いんで少しは楽かもしれませんが.
ちなみにシムはピッタリではなくてpreloadがかかって,素手ではデフが回せないくらいに調整してます.
良い子はマネしちゃダメですねw
最後にバラして本組みして,今日はここまで.
来週はレリーズシャフト周りを組んで終了かな.
予備ミッション2機目なんで安心感も二乗と思いたいところなんですが,ダメ出しすると2機のいいとことりして1機になるような気がしてなりません(笑)
車載でしかチェックできないのがイタイですね~