Diary
2012-02-12(日) [長年日記]
_ [parts][howto]AAピストンの計測
まず,今のエンジンに使っているのはマーレー94Bを
3年ほど前にトップを1.25mmカットしたもの.
これを基準にAAの94mmをどうするか再度計測を.
計測自体は2006.12.03のエントリで一度やっているんだけど,今回は少し視点を変えて.
左がAA,右が無加工のマーレー95Bです.
ピンハイトはほとんど同じ(0.0xmm AAのほうが低いかな?)くらいでした.
なので,トップのカット量は今と同じデッキハイトを目指すなら1.25mm,
圧縮比上げるなら1mmってところになります.
リセス彫るなら圧縮比下げたくないんでカット量減らしたいし,
逆にカット量を増やしてピストン軽量化って考えもあるんで悩ましいです.
AAピストンの裏側です.
リセス切ることが前提になってます(笑)
前にも書いてますが,リセス切るか,裏の出っ張りを削らないとバランス悪いです.漢ならだまってリセス切るべきですね(笑)
リセス切りたい理由もあるし.
で,大雑把に計測したメモ.
- 裏側の出っ張りは少なめに見ても4mmはある→4mmは掘れる.そんなに掘らないけど(笑)
- トップの厚みはAAのほうが1mmくらい厚い→だから大して軽くないのかも.
計測器ないし,ぶった切って確認なんてできないけど,
写真のようにかなり大雑把な計測でもmm単位で見る分には十分参考になるかと.
カム交換に合わせて加工は必須なんですけど,加工しちゃってそれに合わせて追い込みかける組み方もありかなぁと思ってみたり.「バルブが当たるから」だけがリセス掘る理由じゃないと思う今日この頃なのです.