Diary


2016-01-17(日) [長年日記]

_ [2387cc]計測

まずはヘッド側の漏れチェック再びから.
水で行っていましたが,ガソリンでやらないとってことで再チェック.
ガソリンのほうが粘度低いんですね.高い順に 水 > 灯油 > ガソリンのようです.
結果,3, 4番のINから滲みありで再度すり合わせしてチェックで完了.
ガソリンの欠点はにおいにより家の中はNG.露天チェックになっちゃうのですが雨,雪はもちろん,風が強い日もNGなんですよね.

次の作業に向けてフライホイル組んじゃいます.
せっかくなのでエンドプレイのチェックもしちゃいました.ウェッジなんでバラすことを考えると若干ブルーになるのですが最後にあれれーだと困るので.

1,2番側ロングブロック完成ってわけではないですけど,ピストンリングも組んでいます.

で,リークダウンチェック.
クランクをロックさせたくてフライホイル組んだんですね.
一次側100PSIに対して二次側96PSIの4%ダウン.
全気筒だいたいこんな感じで合格.
ヘッド側の抜けはなさそうだし,シートカットとすり合わせはやっと完了かな.

バラしてカムのグロス測定.
細かく値を拾っていきます.
もとは Newカムの値がアレレって感じだったので,手持ちもカムと比較しはじめたって感じなんですが,なかなか使えそうなので勢いで3本計測(笑)

で,グラフにします.
グロスなんで上死点出せませんが EX, INが交差する点が0度になるようにオフセットして比較します.
今回,作動角を減らしますがその分を別のことで補間できないかなぁとか,過去使っていたカムと比較してバルタイ少し寄せてみるとか,その他いろいろ妄想するのです(笑)

再びピストン/シリンダ組んで上死点を出します.
±0.5mm点を拾って中心を上死点としてバルタイ計測ようにセットした針金をクランクプーリーのTDCに合わせています.で,±1mm点も拾って問題ないか検算.

バルタイ計測と合わせてリフト量も計測.
ロッカー比は1.41位.
暫定バルタイは100-106.少し遅らせようかな.

ついでにピストン-バルブクリアランスも計測.
バルタイ進めぎみに組んだのでIN側がきつめに出ていますが大体想定通り.
グロス計測の結果と過去の数値を持っているんでそれっぽい感じになっていますが,初めての場合は余裕を持って計測していかないとピストンとバルブがぶつかっちゃうかもしれないので注意が必要ですね.
実際危ない場面も...

寒さに耐えつつここまで.
本組みまでまだ繰り返します(ぇー