Diary
2014-01-12(日) [長年日記]
_ [book]再び村上春樹
毎年,冬になると読みたくなります.
たぶん横須賀に転勤したころに読み返したのが染み付いているのかと.
心折れそうな時にノルウェイの森(単行本)を読みつつ復活したのが心に残っているようです.そういう作品じゃないんですけどw
2010.12.31のエントリですね.
当時(単身赴任時)に比べると読書量がガクッと落ちましたが常時何かは読んでます.
まずは「ダンス・ダンス・ダンス」から.
これも学生時代に単行本で読んでいたんですが,持ち歩きできないので文庫本を購入しなおし.
すっかり内容忘れていたんですけど,これって「風の歌を聴け」から始まる羊シリーズの続編だったんですね.羊シリーズは2012.06.24のエントリにちょっと書いてますが,本作も相変わらずでなかなかです.
結局なんだっけ? って感じで読了してしまう不思議作品で普通は合わないとタイプなんですが,なぜか村上作品だけはOKなようです.
で,「ノルウェイの森」はここんとこ毎年読んでます.
今回は単行本ではなくカミさんの文庫本.
羊をめぐる冒険とダンスの間に割り込んで発行されていますが,同じ匂いがします.
20歳くらいのころを思い出しそう.明日は成人式ですし.
ダンス・ダンス・ダンス(上)
講談社
740円
ダンス・ダンス・ダンス(下)
講談社
740円
ノルウェイの森(上)
講談社
620円
ノルウェイの森(下)
講談社
620円
ちなみに...映画 ノルウェイの森はとっても残念な作品でした...
ダンス×3のラスト<br>「ユミヨシさん、朝だ。」が一番好きですね。<br><br>(自分自身、Japanese Traditional Dancerという使命のもとに、『とにかく踊り続けるんだ』という言葉で、直ちに背筋を伸ばし、前を向くことが出来ます。)<br><br>あと緑の本の最初。(*^^*)<br><br>赤い方は、『春の野原で小熊と転がりっこ』のところが、何故か乙女心?にぐさっときました。w<br><br><br>ノル森の映画版は、水原希子を愛でるための映像です!orz<br>DVD観ましたが、嫌いじゃなかったですよ…
え~,「ユミヨシさん、朝だ。」が一番好きなんて乙女に言われたら勘違いする男子多いと思うゾwwww<br>緑本の最初はわかる気がするけど,赤本のワタナベ君のその台詞は背中がかゆくなる(笑)<br>映画は,その緑ちゃんが一番う~んて感じで,レイコさんもアレレって感じちゃったんだよね.映像面はいいかもしれないけど,理系男子のクオリティってそんなもんです.<br><br>カッコ内のコメントはこちらの感覚と全然違っていてなかなか興味深いです.
オレはシラサワさんがハルキオッケーなの、なんとなく理解出来ますけどね~<br>氏の小説の主人公は、徹頭徹尾自分の頭で考え、その通り行動するんですよね。<br>実生活でそのように振る舞うのがいかに難しいかは大人ならみんな知ってのとおり。<br><br>手触りがすごく優しいので気付きにくいですけど、かなり骨のある文章書く人だと思ってますよ。
そうね.一見普通,実はカッコいい主人公にやられちゃいます.<br>学生の時に読んだってこともあり多かれ少なかれ影響は受けているかと.<br>今時の小説のように伏線バリバリで最後にそう来るか系も好きですが,村上系のいい加減で主人公の性格に合わせて力抜いて読んでいて,そうだな,<br>ノルウェイのワタナベ君が グレートギャッツビーを適当にひらいてどこから読んでも飽きなみたいなくだりがあるんだけど,ノルウェイはそんな感じで読める本です.<br>そのくらい適当に読んでいるのでスグ忘れちゃうんですけどね(w