Diary
2012-04-09(月) [長年日記]
_ [2387cc]ケース割り
土曜(4/7)のこと.
ショートブロックまでばらした前回の続きを.
まずはケーススタッドのチェックから.
M8ナットにに2.5kg/mのトルクをかけて,まず一息.
次に外側ナットから緩める.一通り緩めたらで,内側から1k, 2k, 2.7kg/mと序所に
トルクをかけていってOK.M8ナットをすべて外す.
6本のM12に対しても同様のチェックを.こっちは最終的に4.5kg/mまでトルクかけて
いくけどM8ほどの緊張感はないです.逝っていたら厄介ですが,ここが逝っているなら
寿命と考えてケース変えるってのもありかも.
ちなみに写真の通り普通のマグケースを素人が出鱈目にストローカー加工してます(笑)
いつかはシャッフルピンの入ったアルミケースとも思うのですが,先立つものがありません...
ケースナット全部外して割りました.3年ぶりにご対面.
カム,リフターの状態ともに良好.虫食いとかなしです.
で,カム,クランクassyを外して洗浄作業に入るのですが,これが一番大変ですね.
まずはケーススタッドにダイスかましていきます.
ねじ山がおかしくなっていなかとか,組むときに正しいトルクで絞めこむために行いますが,
バカになっていることは無く,液体ガスケットのカス取りのために行っているような感じです.
前出のスタッドチェックと合わせて儀式みたいなもんですが,ここでやっておかないと後で
泣くことになるかもなんで,面倒ですけど,必ずやってます.
この日は寒くて雪まってくるしで外での作業がここまでで断念.
家の中でケースナット,ワッシャの洗浄を.
これも液体ガスケットを落とすのが主な作業ですが,定盤の上で擦って面だしします.
特にワッシャは大事ですね.面圧を上げるためにケース加工してヘッドスタッド用のワッシャを
使うのが理想的ではありますが,うちのはやってません.
なので余計に神経使っているかも.
ちなみにワッシャは純正より厚みのあるものを使用しています.