Diary


2018-12-30(日) [長年日記]

_ [2387cc]クランクのチェックと組み立て

更新サボってましたが,ちょっとづつ進めています.
今月は超珍しく休日出勤や深夜残業があったりでなかなかペースをあげられず...
突発なんでよけいに疲労するのと,なにより寒いんで.年ですね.

で,クランク.CBの86mmです.
いつものように曲がりとジャーナル径の計測.
曲がり0.01/2mm,ジャーナル径も規定値内で問題なしと.


エンドシムの値を決めるためにフライホイルとダウェルピン側を計測してシムの初期値を決めておきます.
1mmちょっと位で良さげなんで,これもまぁいつも通りと.
デジタルのデプスゲージはちょっと前に仕入れたものです.
150mmまで計測できるのでストロークも余裕で測れます.
5000円台だったので思わずポチッと.
ちなみに,今日現在の値段は上がっていますが.200mmのほうが安いというワケワカ状態なんでamazonあなどれませんw
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で,前々回のエントリ で削った5.6inchロッドなどを組み込み.
毎度のことですが,カムギア入れるのに苦労しました.
CBのストレートカット,相当焼かないとと入りません.
逆に純正のヘリカルタイプだとちょっと温めれば入るんですけどね.
外径やキー溝の計測をしつつなのですが,何度も繰り返すはめに.
あと,これまで使っていたデスギアだとサークリップに余裕がでて気持ち悪かったので手持ちの社外品に...ほんの少しだけ厚くてお蔵入りしていたんですが,ピッタリだったので採用と.
この辺あまり社外品使いたくないんですけどね.


2018-12-31(月) [長年日記]

_ [2387cc]仮組

ここまでくる前にメインメタルだけ入れてケース閉じてみるとか,クランクだけ入れて規定トルクかけてクルクル回るかとか,カムシャフト単体でクルクル回るかとか確認しています.
どっかおかしいと回らなかったり渋かったりしますね.


で,バルタイ調整するために圧縮上死点出します.
いきなり上死点は出せませんので上死点前後の0.5mmのクランク角を読み取って,均等になるように針金の位置を調整.
いつも検算の意味で上死点前後1mmでも確認しています.
で,調整したら針金に触れないように注意です.

ついでにデッキハイトの確認.
ケースの穴径がいつもより緩いようで,スコーンとシリンダが刺さります.
スコーンと刺さるのが好みではあるのですが,今回はいつもより緩い感じがするんですよね~
なんかイマイチかも.

不良在庫のPauter 1.5ロッカー出してきました.
フルリフト16.5mm...バルブスプリング底付きするんでやっぱり使えませんw

しょうがないんで使っている1.4ロッカーを摘出することに.
こうなることわかっていたクセに組んじゃうんだから我ながらバカなんじゃないかと(笑い)

特殊なロッカースタッドも摘出してます.
なんでかって言うと...

不動車にするわけにはいかないので 手持ちの1.25ロッカーでごまかすことにしたんですね.
さすがにろくな確認しないで1.5ロッカー使う気にはならんのです.

サックリ組み上げて走った感じは特に問題なし.
というか,なんかまとものような(笑)
ちょっとしか走ってないけど油温,油圧が変わりました,気温のせいかなぁ.
まぁPauterのアルミロッカーをストリートで使うのはバカなのかもしれませんね(笑)

そうそう,すぐオイル換えるだろうってことでいつもとは違う安い合成油入れたんですが,ヘッドガスケット縮んでました.
こんなの初めて,いつもの100%化学合成油に戻そうかと思います.


で,0リフト,ハーフリフト,フルリフト.
こんなもんすかねぇ.
バルタイは103度,リフト15.2mmってところです.
データは取るだけとったので整理して,部品の入れ替えを考えるか.
仮組,まだまだ続きます.