Diary


2011-05-04(水) [長年日記]

_ [parts]プッシュロッドあれこれ

先日のエントリでプッシュロッド飛ばして,エンドが削れて,調整して,さらに削れてってのを書いたけど,エンドが削れるってのは前にも経験済み.前回の結論としてはロッカージオメトリがイマイチなんじゃね? ってところに落ち着かせたけど,修理は必要です.
スペアはあるので作成すればいいんですが,車載でロッカージオメトリが云々言っても限度がありますね.
ってことでジックリ計測するのは先延ばしして,手持ちのもので実験することをGWの宿題としました.

画像の説明 手持ちのプッシュロッドです.
純正が80mmで,作成しているのもだいたいその辺に落ち着いています.
クロモリは純正長のものを持っていたの重さ比較.

VW純正 39g
Scat 6061-T6 47g
Scat クロモリ62g

これ以外にsteel製だったり,内部テーパーのさらに重たいクロモリもするし,アメ車用のゴツイの使うってのも聞いたことありますので,ビルダーによって様々.
せっかくなので色々試してみようと思いつつ,クロモリ嫌いなんだよなぁ

純正品が一番軽いですが,思いのほか重かったです.以前にも計測したことはあったのですが,記録してなくちゃダメですね.
ちなみにAircooled.Netには以下の記載がありますので,手持ちのクロモリは軽いのか?
まぁ,長さも違うしエンドの違いもあるだとうし,参考程度ということで.

For reference, in a 11.600" length, the weight of a stock pushrod is 39.1g,
ACNHD Aluminum are 47.8g, ACN Dual Tapered HD Aluminum is 55.8g, Manton
Chromoly Straight are 90.2g, and Manton DT Chromoly are 100.5g.

画像の説明 各ロッドのエンドです.
クロモリの丸っこいのもいいですが,純正もなかなかよさげです.
アルミ強化ロッドに付属のものはちょっと歪なように見えます.表面が削れて,地金露出してどんどん削れていくのか,材質自体がやわらかいのかどうなんでしょう.
しっかり組めば大丈夫なんでしょうが,しっかり組まなくても大丈夫な選択肢はないものかと思ってみたり.
まだまだ楽しめそうです(笑)