Diary


2006-02-04(土) [長年日記]

_ [type2][2276cc] デッキハイト調整

デッキハイトは1mmちょいを目指します.良い子はマネしないほうがいいかもよ(笑)
ピストンとヘッドとのクリアランスは1mmあれば良いかなってのと, 無駄にデッキハイトとっても意味無いどころかいいこと無いと考えています.
デッキハイトで圧縮比を調整したり, バルブとピストンのクリアランスが狭いからデッキハイト増やすってのは本質的では無いんじゃないかなぁと思うんですよね. デッキハイトはピストンとヘッドとのクリアランスって考えると1mmあればOKで,他の問題は他で解決させるべきってスタンスです. 激しく間違っているかもね.
で,シリンダとヘッドの間に1mm厚のカッパーガスケットを使うので,ガスケット無しで0mmクリアランスを目指します.
画像の説明 画像の説明
まずシリンダ,ピストンを仮組し,デッキハイト測定用のツールをセットして 圧縮上死点を出します.規定トルクで締め付けるのことと,上死点はダイヤルゲージつかって正確に出します.
測定はシクネスゲージ使って写真右のように行っています.

ためしに1番シリンダだけ計測した結果は 0.15mm. このエンジン,何度も仕様変更しているので希望のデッキハイトはそれほど考えずに出すことができます.
とは言え,ピストン変えようかなぁと思っていたりもしたんですが,あっさりいい感じの値が出てしまうと悩ましいな.